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看護師転職<実体験に基づいた>履歴書書き方の注意点

 

✔︎この記事の信頼性

現在私は看護師歴15年になりライフスタイルやその時学びたいことなどに合わせて、
転職や部署異動をしてきました。

 

 

実際に転職歴3回、面接は12回経験したことがあります。

その経験の中で履歴書や面接準備の中で失敗や成功したことなどがありました。

 

転職アドバイザーやハローワークに通い、一から履歴書の書き方や重要性を学び、そのおかげで次々と希望の企業から内定を頂くことができました。

 

ホシナナ
この記事を読めば履歴書の書き方や 成功しやすい履歴書作成のポイントがわかりますよ。

 

履歴書の書き方

日付の書き方

 

チェックリスト

  • 面接に持参する場合は当日の日付を記入する。
  • 郵送の場合は投函する日付を記入する。

 

①基本情報

○住所は都道府県から書き始め、正式な住所を記入する。

 

郵便番号、番地やマンション名も省略せずに記入します。

 

『一丁目2番地3号」など正式に記入。

 

②写真

 

必要なモノ

  • 3ヶ月以内に撮影したもの
  • サイズは横2.4~3㎝×縦 3.6〜4㎝ 撮影するときに面接用のものを選択してください。
  • 髪が目にかからず顔がしっかり見えるもの
  • 履歴書に貼る写真の裏に氏名を書きます。(もし剥がれてもわかるようにするため)
  • 基本的にはスーツで撮影する

 

③学歴・職歴

1行目の中央に『学歴』と記載する

 

○高校入学、卒業

高校は『高等学校』と記載する。

 

『商業科』『普通科』『看護科』など。

 

○専門学校、短大、大学入学、卒業

『大学の学部、学科・専攻』など正式名称で記載する。

 

○年の表記を統一する(西暦か昭和や平成などの元号)

 

    学歴・職歴
学歴
平成20年  4 ○○高等学校  入学
平成24年 ○○高等学校  卒業

 

 

職歴の書き方

○職歴の記入前に1行目中央に『職歴』と記載する

 

職務経歴書も作成し、自分の経歴と共に看護師としてどんな経験をしてきたか、どんなことを学んできたかを記載しましょう!

 

学歴・職歴
職歴
平成24年    医療法人〇〇 ○○病院 入職
平成27年    医療法人〇〇 〇〇病院 退職
 (一身上の都合の為退職)
                                                                                                                                  以上

 

○退職の理由については『一身上の都合により退職』

 

『出産のため退職』『帰郷のため退職』『会社都合のため退職』など簡潔に記載する。

 

○職歴の記載の最後には右下に『以上』と記載します。

④免許・資格

○免許・資格は『〇〇免許 取得』『〇〇検定 合格』のように記載します。

 

免許・資格
平成15年 普通自動車第一種運転免許取得
平成20年 看護師免許 取得

 

記載の順番は古い順から記載するのが一般的ですが、

 

ホシナナ

応募先の病院や企業に対するアピール力の高い順から記載しても良いです。

 

勉強中のもの、1次試験のみ合格、2次試験待機中なども、意欲や能力のアピールになります。

 

⑤志望の動機、アピールポイント

ポイント

なぜこの会社を選んだのかという理由を書くことが大事です!

 

『志望動機、PRポイント』は採用担当者にアピールするために重要な項目です。

 

厚生労働省の推奨するテンプレートはこちら

 

⑥本人希望記載欄

✔︎特にない場合は『勤務条件は貴社の規定に従います』と記載します。

✔︎空欄は避けましょう。

✔︎勤務条件での希望は、面接時に採用担当者と相談するのが一般的です。

 

ホシナナ
とは言え働きながら、一から履歴書作成は大変

 

自分の強みがわからない方は転職キャリアアドバイザーに相談することをおすすめします!

 

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応募先企業の敬称

応募先企業を言い表す敬称は『貴社』としますが、応募先企業が会社でない場合は下記を参考にしてください。

 

○病院・医院‥ 『貴院』

○学校‥ 『貴校』(大学・短大の場合は『貴学』でも可

○幼稚園・保育園‥ 『貴園』

○財団法人、社会法人、NPO ‥『貴法人』『貴団体』

 

面接で応募先企業を言い表す場合は、『御社』『こちらの病院』『そちら様』『(事業所名)様』などの言い方があります。

 

封筒の書き方

郵送する場合

上から送付状→履歴書→職務経歴書の順番で封筒に入れます。

 

書類が折れ曲がらないようにクリアファイルに入れ、封筒に入れます。

 

封筒はのり付けで封をします。『〆』のマークを記入します。

 

ホッチキスやセロハンテープはダメです。

 

最後に切手を貼ります。

 

持参する場合は

上から履歴書→職務経歴書の順番で封筒に入れます。

 

持参する場合も書類が折れ曲がる可能性があり、クリアファイルに入れておくほうがいいででしょう。

 

持参する場合は切手と封は不要です。

表表紙に書くこと

応募書類を提出する企業の郵便番号、住所、企業名・担当者がいれば担当者の名前を記入する。

 

封筒の左端に『応募書類在中』と書きます。

裏面に書くこと

自分の郵便番号・住所・名前を書きます。

 

封筒の左端に『令和〇年○月○日提出』と提出日を書きます。

 

履歴書の作成時に必要なもの

必要なモノ

 

履歴書の様式はA4版(二つ折りになっている場合、見開きA3サイズ)とB5版(二つ折りになっている場合見開きB4サイズ)があります。

 

企業で用いる書類はA版で統一されていることや、記載欄が広いことからA4版をお勧めします。

 

ホシナナ
応募先の指定がある場合はそれに従いましょう。
私が就職活動していた時はA4版で作成しました。

 

志望動機の書き方

 

✔︎なぜこの企業で働きたいのか?

✔︎自分の経験や能力をどんなところで活かせるのか?

 

なぜこの企業に応募したいと考えたのかを記載しましょう!

 

まずは就職希望の病院や会社の特徴や学びたいポイントなどをホームページや求人票、

キャリアアドバイザーなどから確認して置くことが大事です。

 

例文①

3年間外科病棟に勤務し、基礎的看護技術や周手術期看護の知識を身につけてました。

外科的な処置や援助においてもこれまでの経験を、貴院で活かしていきたいと考え、この度の求人へ応募させて頂きました。

 

例文②

この度〇〇地震の災害で被害に遭われた方々をニュースで見るたびに
看護師としてできることはないかと考えていました。

今後は救急や災害時に対応できる看護師になっていきたいと思っています。

貴院は救急医療や災害拠点病院としての役割を担っており、ぜひ学びを深め助けが必要な方の援助をしていきたいと思い応募しました。

例文③

これまで私は〇〇に関心を持ち、〜に努めて参りました。

この機会に是非、私の〜の経験と能力を活かして貴院の〇〇に貢献していきたいと考え応募いたしました。

これらの例文を参考にして文章を作ってみましょう。

 

自己PRの書き方

説明する人
自分の持っている経験や能力を活かして、 応募先の病院に貢献したいという意欲をみせましょう。

 

自分に応募先の病院や会社の仕事をこなせる能力や適性があることをアピールします。

 

強みになりそうなものは‥

✔︎認定看護師、専門看護師等の資格を持っている。

✔︎BLS認定資格を持っている。

✔︎ACLS(二次救命対策)認定資格を持っている。

✔︎リーダー業務の経験

✔︎病棟なので経験した専門スキル・知識

 

これらの資格を持っていなくてもこれまでの経験で何を学び、今後どのような分野で力を発揮したいかを伝えましょう。

 

職務経歴書の書き方

職務経歴書とは

履歴書よりも詳しく、効果的に自分の職務経験や能力をアピールするものです。

 

自分の経歴や強み、実務能力など職務経歴書を通して
応募先病院にアピールできるものをまとめたものです。

 

いわゆる応募先企業に対するラブレターです。 自分の良いところをどんどん表現してきましょう!
説明する人

 

応募書類として履歴書の提出とともに職務経歴書についても提出を求められることが多くなっています。

 

採用担当者も履歴書よりもあなた自身の実務能力や経歴を知ることができます。

 

提出義務がなくても、職務経歴書を作成した方が採用に繋がりやすいです。

 

私もある程度経験を積んだ27歳ごろの転職活動から職務経歴書も書いていました!

 

ホシナナ
職務経歴書を見ながら、質問をされたりすることが多く重要性は高いと感じました。

 

▼職務経歴書とは何か?詳しくはこちら▼

 

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職務経歴書を作成するときの注意点

職務経歴書の作成は希望する応募先企業によって内容を変化させよう!

 

例えば企業の看護師を目指す場合デスクワークのバランスが大きくなってくるので、
パソコンのスキルや語学スキル、保健師の免許などのアピールが大事になります。

 

私が美容クリニックのための職務経歴書を作成した時は

海外に1年留学し美容に携わる中で意識が高まったことや外科的な処置や援助においてもこれまでの経験を活かしいきたいと考え、この度の求人へ応募させていただきました。

 

 

などと書いました。

 

ポイント

希望の企業が求めている人材を考え、
企業が知りたいこと・求めていることに応じて記入すべきです。

 

 

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履歴書よりも詳しく書く

 

チェックリスト

  • 学歴や職歴、志望動機・自己PRなど履歴書にも同じような項目で記入しますが、
    同じ文章にならないようにしましょう。
  • 履歴書をそのまま写すのは職務経歴書を作成するする意味がなくなってしまいます。
  • 志望動機や自己PR・長所や短所など履歴書に書ききれなかった内容を記載しましょう。

 

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履歴書提出時に必要なこと

送付状を書く

送付状は白無地の紙1枚にパソコンで横書きで記入するのが一般的です。

 

履歴書や職務経歴書はビジネス書類であり、
応募先企業に送付する際は一番上に送付状を付けます。

 

日付の書き方

郵送の場合は投函日、持参の場合は持参日を書きます。

 

宛先の書き方

宛先は正式名称で応募先の企業名を書く。

 

○採用担当者がわからない場合は
『採用担当者の所属部署』の右に『御中』と記載。

 

または『採用担当者の所属部署』の下に
『採用ご担当者様』と記載する。

 

本文の書き方

看護師転職サイトやハローワークからの応募であれば応募の経緯も書きましょう。

 

例:このたびハローワークの〇〇の紹介により、貴社の〇〇職に応募させていただきたく、応募書類を送付申し上げます。

 

簡単な流れ

  • 頭言葉・前文
  • 応募の経緯
  • 提出する応募書類の確認
  • 面接や採用検討のお願い
  • 最後に結語

 

などを記載します。

 

転職を成功させるためのポイント

志望動機・自己PRで自分をアピール

志望する病院や会社の特色を十分理解し、自分のこれまでの経験を活かし即戦力として戦えます!

 

学びたいことがあります!など熱意が伝わるようにすると良いでしょう。

 

書類選考で面接してもらえるかが決まることもあります。

 

人気の病院や会社の求人は書類選考することも多いですよね。

 

履歴書による書類選考がある場合は採用担当者に『この人に会ってみたい』と思わせるような履歴書を作ることが必要です。

 

書類選考がある場合は面接選考まで進むことを最優先に考えましょう。

 

チェックリスト

  • 貴院で何をしたいか
  • 即戦力として使えるか
  • 認定看護師など学びたい分野があればアピールしましょう。

 

 

実体験より
〜面接や履歴書の注意点〜

これまで転職は3回で1度の転職で数社ずつ面接を受けた経験があります。

 

計12回(新卒時も含む)面接を受けました。

 

ホシナナ
面接の対応で後悔していることや、 ここが良かった!思えることを お伝えします!

 

総合病院編

新卒の頃 誰でも知っているような有名な総合病院を受けました。

 

ここは実習病院で比較的有利でしたが、倍率が高く大学出身が有利な状況でした。

 

試験内容:筆記試験、小論文、面接

 

3次試験まであり、最後の面接で落ちました。

 

この時の私は看護師になってからかのビジョンなし!学びたいこと特になし!の状態でして‥

 

面接官に『看護師になって勉強したい分野はありますか?認定看護師など興味ありますか?』と質問され

 

ホシナナ
ん〜特にありません

 

と答えてしまいました。

 

この病院や企業で取り組みたいことや勉強したいことはしっかり記入するか、

面接時伝えましょう

説明する人

 

ポイント

この病院は認定看護師などの教育などに力を入れており、スキルアップしたい人材を探していたようです。

 

結論、相手の企業様の求めている人材ではなく不合格でした。

 

市民病院(総合病院編)

24歳頃 地元の総合市民病院が立て直し拡大している状況。

 

夏頃から翌年4月の職員を募集していました。

 

試験内容:筆記試験、小論文、面接

 

ホシナナ
この際はちょうど大地震が起こった後で地元で地域貢献したい気持ちが強くなった

 

と言うことを伝えました。

 

ポイント

多くの病院からどうしてこの病院を志望したのかを明確にすると採用担当者にも伝わります。

ここは合格しましたが、最終的にはお断りしました。

 

リハビリ病院編

24歳頃 上記の総合市民病院に就職が決まっている状況でした。

 

看護師転職サイトを使い、都心・リハビリ病院という条件を出してその通りの病院に出会うことができました。

 

試験内容:面接のみ

 

ホシナナ
急性期で3年間学びリハビリで回復していく人の姿を見たい!患者様と長期的に関わっていきたい気持ちを伝えました。

 

履歴書にもそのように記入していましたし、熱意が採用者に届いたようです。

 

ここは面接にキャリアアドバイザーが来てくださったので、
安心して面接できました。

 

その時お世話になったのが旧看護のお仕事『レバウェル』です。

 

就職してからも情報通りの場所だったので、
今でもとても感謝しています。

 

美容クリニック編

27歳頃 美容クリニックに転職したい気持ちが強くなり転職活動開始。

 

キャリアアドバイザーからは結婚適齢期での美容への転職の道は厳しいと言われていました。

 

試験内容:面接のみ

 

ホシナナ
一旦看護師を辞め美容に関する仕事を半年くらい経験していたので職務経歴書にもそのことを書き、美容に関する意識が高まり こちらを志望しました!

 

職務経歴書にもこの熱意を書きました。

 

面接では職務経歴書を見ながら質問され、スムーズに受け答えができました。

 

やはり職務経歴書に詳しく自分の経歴や志望動機を記入することで
面接成功につながります!

 

まとめ

履歴書は採用・不採用に関わり、面接選考に至るまでの大事な審査書類と言えます。

 

なのでしっかり志望動機や自己PRの部分を病院や企業ごとに変更したり、意欲を見せていきましょう。

 

面接時も職務経歴書を見ながら質問されることが多く、しっかり職務経歴書を作り込んでいると緊張せずに答えることができますよ!

 

説明する人

 

ホシナナ
とは言え働きながら、一からの履歴書の作成は大変。

 

自分の強みがわからない方は転職キャリアアドバイザーに相談することをおすすめします!

 

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  • この記事を書いた人

ホシナナ

看護師歴15年。転職歴は3回。二人の幼児を子育て中。 ライフスタイルに合わせ内科・脊椎外科・ICU・リハビリ病院・美容クリニック デイサービス・施設看護師など多様な働き方を経験。 転職失敗や経験談を発信中です。

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