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<産業看護師>企業の看護師になるには?

 

企業の看護師といえば福利厚生が良く、病院の看護師に比べ肉体的・精神的負担が少ないイメージがありますよね。

 

実際は狭き門ですが、病棟看護師と比べメリットは大きいようです。

✔︎本記事の信頼性

 

 

転職歴3回の中でたくさんの情報収集を行っている中で、企業の看護師は働きやすく人気が高いのを知りました。

 

この記事を読めば、前半では企業の看護師が人気のワケ・メリットやデメリットがわかります。

 

後半ではさまざまな企業看護師の働き方がありますので、ご紹介します。

 

ホシナナ
特にプライベートと両立させたい!夜勤がきつい!などの気持ちが強い看護師さんにおすすめの記事です

 

産業看護師とは

企業で働く看護師です。企業の就労者に対して健康管理・保健指導を行うお仕事です。

 

説明する人
企業に勤務しているので土日休み・定時終わりが多くプライベートも充実できると人気の職業です。

 

産業看護師の仕事内容

企業内の医務室や診療所に駐在し、就労者の急病やケガなどの応急処置や健康管理などを行います。

 

最近では駐在せずリモートでいくつかの企業を掛け持ちし社員を支えるスタイルも出てきています。

 

健康管理

健康診断のスケジュール管理、保健指導、病院受診の促しやフィードバック。

 

・産業医との面談希望者の日程調整やカルテ準備。

 

・感染症発生時の対応

 

・感染症などの研修対応

 

社員のメンタルヘルスケア

・メンタルヘルスの研修対応

 

・ストレスチェック、長時間労働のフォロー、休職者の復帰支援

 

実際に働く人の口コミ

 

現役の産業保健師の方に仕事内容を聞きました。

引用:Yahoo知恵袋

企業看護師とはどんな仕事をしていますか?

説明する人
企業の社員の健康管理・メンタルヘルスケアが主な業務です。

 

 

病院の看護師と比べてどうですか?

 

説明する人
夜勤などもなく自分のペースで規則正しい生活が送れます。

 

企業看護師のデメリットは?

 

説明する人
職場に看護職員が一人だけなので相談できない
看護師一人だけというのは不安が大きいですね
ホシナナ

 

 

企業看護師のメリット3つ

残業がほぼない。

企業に属しており、土日休みで定時に終わることが多くプライベートとの両立が期待できます。

 

夜勤などもなく規則正しい生活が送れます。

 

インフルエンザや検診は繁忙期で忙しいこともあります。

 

肉体労働が少ない。

看護師の病棟勤務は不規則な生活や立ちっぱなしの業務で体調を崩す人が多いですが、企業の看護師はデスクワーク中心で肉体的疲労は少ない。

 

医療処置がなく、緊急性が低い。

 

緊張感の高い医療処置や緊急性の高い患者様の対応などがなく精神的に穏やかに過ごせる。

 

私の後輩の話ですが‥

新卒で病院に入り、看護師の仕事についていけず2年間泣きながら頑張っていました。

 

現在保健師として市役所に勤めていて、看護師時代より充実した日々を送っています。

 

ホシナナ
人それぞれ自分に合った働き方があるんだなぁと実感しました。

企業の福利厚生が充実

大企業であれば有休消化はしっかり取れ、企業年金制度、産休・育休制度が充実しています。

 

昇給も定期的にあり、ボーナスもしっかりあり、長く安定して働ける要素が多いです。

 

退職金や年金も手厚いところが多いです。

 

企業看護師のデメリット3つ

看護師のとしての現場スキルが落ちていく

看護師としての医療知識やスキルを発揮する場面がなく、ブランクになってしまいます。

 

一旦企業で働く時間が長くなると病院など現場に戻り即戦力として戦えなくなる可能性が高くなります。

 

看護師としてやりがいを感じ、知識やスキルを高めたい人は物足りなさがあるかもしれません。

年収が落ちる可能性

病院勤務の場合夜勤や残業などの手当で年収は割高い傾向にあります。

 

夜勤がない分年収は減る可能性があります。大企業になるにつれ給料は上がっていきます。

 

ですが長く勤めれば昇給制度があったり、福利厚生が充実していて単に日勤の時間だけの勤務でこれだけ貰えるのは嬉しいですね。

 

正社員の求人が少ない

産業看護師は『狭き門』と言われています。契約社員や派遣社員、産休・育休中の方の代わりの募集のことが多いです。

 

経験者は優遇されることが多く、派遣などで経験を積み正社員の募集に応募していくと成功率も高まります。

 

産業看護師以外にも企業で働く看護師は多数います。それらも土日休み、夜勤なしのことが多いです。

 

企業看護師の働き方

治験コーディネーター(CRC)

新薬の開発で必要な治験がスムーズに実施されるように管理するお仕事です。

 

説明する人

治験とは医薬品が人体に安全で有効なものかを立証し、承認申請するための試験です

 

製薬会社と医療機関、治験参加者を支援や調整します。

・治験の実施計画書に基づき、被験者に説明や同意書を作成する。

・診察日時、投薬の日程などスケジュール管理する。

・勤務先は医療機関(病院)や治験施設支援機関(SMO)となる。

 

CRCになるために必要な資格

特にありません。看護師、薬剤師、臨床検査技師などの医療系の資格は有利です。

 

また事務的な作業が多く、パソコンのスキルは重要です。Word、powerpoint、表作成、関数など

 

医療機器メーカーやMR(医療情報担当者)

医療機器メーカーの製品に関する電話相談窓口や医療機器の営業。

 

医療機器の取引先のお客様に対してフォローやメンテナンスを行います。

 

MRは医療従事者に向けて医薬品や医療機器の情報提供を行い、取り扱ってもらうための営業活動を行います。

 

品質管理者(QC)

製品の海外薬事申請サポートや問い合わせ対応、品質文書(手順書・記録・その他関連資料)の作成を行うお仕事。

 

薬事・品質文書の整理保管など担う。

 

品質管理者の必要なスキル・資格

 

海外からの問い合わせや翻訳作業などがあり英語力が中級以上は求められるところが多いようです。

 

メンタルヘルスカウンセラー

・企業のメンタルヘルスマネジメント事業の運営。

 

・ストレスチェック、カウンセリング実施などを行うお仕事です。

 

メンタルヘルスカウンセラーに必要なスキル・資格

学歴大学以上必須の記載が多い。パソコンスキル(word,excel)

 

公認心理士、産業カウンセラー、臨床心理士・精神保健福祉士・社会福祉士、保健師・看護師などの経験が必要なところが多いです。

 

ポイント

ストレスチェック、カウンセリングの実務経験、EAP顧客対応経験、法人営業経験、臨床心理士、公認心理士の資格があれば有利です。

ヘルスカウンセラー

カウンセラーとして電話相談・SNS相談業務を行うものなど多様にあります。

 

電話健康相談などの医療・健康サービスを提供するお仕事。

 

ヘルスカウンセラーに必要なスキル・資格

学歴大学以上必須の記載が多い。パソコンスキル(word,excel)

 

臨床経験数年、看護師、保健師免許を求めるところが多いです。

 

イベントナース

イベントや旅行など急なケガや病気などの対応を行います。ケガや熱中症、アレルギー、持病の悪化など臨機応変に対応できる能力が必要です。

 

ある程度の知識や経験が必要といえます。

 

修学旅行の繁忙期など一時的に募集が増えたりします。

 

ホシナナ
仕事の繁忙期と仕事がない時の差が激しく、不安定です。

 

産業看護師になるには

 

看護師の免許があれば応募できることも多いです。必ずしも保健師の資格は必須ではありません。

 

産業保健では安全配慮義務や労働安全衛生法などの法律の知識が必要になります。

 

入職後にこれらの分野を学んでいく必要があるでしょう。

 

必要なスキルや資格

看護師としての臨床経験

最低1〜3年看護師としての臨床経験が必要なところが多いです。

 

従業員のケガや病気など臨機応変な対応が求められ、ある程度の浅く広い臨床経験が求められます。

 

一般的な看護知識・疾病の知識が必要となります。

 

保健師

必須ではないが保健師があれば尚可。との記載もありますがほぼ必須レベル。

 

保健指導や病気の予防・健康維持のための知識が豊富であるためです。

 

現代社会では社会人のうつ病の増加など、メンタルヘルスケアが重要となっています。

 

衛生管理者

衛生管理者とは労働安全衛生法によって定められている労働条件・労働環境の衛生的改善・疾病の予防処置を担当する人。

 

職場の衛生全般を管理する人です。

 

50人以上の労働者がいる事業所では、必ず安全衛生推進者もしくは衛生推進者選任しなくてはならないため、需要のある資格です。

 

保健師や薬剤師の資格を持つ人は無試験で免許を受けることができます。

 

説明する人
衛生管理者は安全で健康的に働くための職場を作るための専門家です。労働衛生法により定められている国家資格です。

 

 

英語

品質管理者(QC)は製品の海外薬事申請サポートや問い合わせ対応、品質管理の文書作成など英語のスキルが必須のところが多いです。

 

また外資系の会社で産業看護師として働く場合も大事なスキルとなります。

 

パソコンスキル

デスクワーク中心の仕事内容最低でもWord、excelは必須。関数など。

 

ポイント

企業で働く者としてビジネスマナーや身だしなみも重要です。

 

企業看護師の転職の際に注意すべきこと

『正職員で産業看護師はほぼ不可能』と言われるほど倍率が高く、求人が出回る機会が少ないです。

 

説明する人
企業も採用を公開せず、信用のおける大学などから推薦してもらったりする場合などあるようです。

 

まずは派遣か契約社員でもどんどん応募していく必要があります。

 

保健師資格を有している者でもリストラされたり、健康管理部門そのものをアウトソーシングに切り替えてコスト削減するところも増えつつあります。

 

派遣などの場合将来の不安は大きくなります。

 

産業看護師の求人はほぼ出ないか産休の代理が多いですがゼロではないです。

あきらめないで!

 

企業看護師への転職サポート

産業看護師の求人は人気で応募が殺到するため、非公開のことが多いです。

 

転職サイトに登録してアンテナを張っておくことが必要です。

 

説明する人
また産業看護師以外の企業で働く看護師や土日休みで同じような労働条件で働ける求人も見てみるといいでしょう。

 

おすすめ転職サイト

1、ナース人材バンク

年間利用者数19万人を超える国内最大級の看護師転職サイト。

企業看護師の求人も豊富です。

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まとめ

産業看護師として働くことはメリットが大きいが、就職するまでが難関。

特に保健師の免許を持っていないと難しい。

 

派遣や契約社員として経験を積んでいくと、契約終了後も次につながっていく可能性も高いです。

 

企業で働く看護師はCRCなど様々な働き方があるので自分に合うものが見つかる可能性があります。

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  • この記事を書いた人

ホシナナ

看護師歴15年。転職歴は3回。二人の幼児を子育て中。 ライフスタイルに合わせ内科・脊椎外科・ICU・リハビリ病院・美容クリニック デイサービス・施設看護師など多様な働き方を経験。 転職失敗や経験談を発信中です。

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